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\即日で噛めるインプラント/
「歯を抜いたその日に、新しい歯が入る」これを実現できるのが1dayインプラントの最大の強みです。従来のインプラント治療では、抜歯からインプラント埋入、人工歯装着まで、およそ6〜12ヶ月という長い期間を要していました。しかし1dayインプラントを行うことで、これらすべてをたった1日で完了させることができます。
「手術したその日に噛める」という1dayインプラントの技術は、総入れ歯や多くの歯を失った方にも応用可能です。それが、片顎わずか4本のインプラントで全ての人工歯を支える「オールオン4」という治療法です。
埋入本数を最小限に抑えることで、お身体への負担や費用を軽減できるのが特徴です。全ての歯を美しく機能的に回復させるこの術式について、詳しくは以下のページで解説しています。
従来のやり方は安全性と確実性を最優先に、「段階的な治療アプローチ」を採用しています。
もっと具体的に説明すると、
上記のように2回にわたる長い治癒期間を設けることで、感染リスクを最小限に抑えることができ、予測可能性の高い治療結果を実現しています。
一方、1dayインプラントでは、デザインが最適化された最新のインプラントとそれによって獲得される高い初期安定性により、これらのプロセスを同日に安全に実施することが可能になりました。
事前の詳細な検査とシミュレーションにより、抜歯と同時にインプラント埋入を行い、同日に仮歯を装着できる条件を整えることで、患者さんの負担を大幅に軽減しています。また、1dayインプラントを行うことで、歯周組織を最大限温存できるため、最終的な仕上がりも、天然歯とわからないほど自然になるメリットもあります。
ただし、科学的根拠に基づいた厳格な条件をクリアした場合にのみ実現可能な、高度な技術を要する治療法ですので、そこだけはご注意ください。
歯根破折・外傷(事故)によるケースが1dayインプラントに最も向いている症例です。これができる理由は、感染がない清潔な状態で抜歯ができ、健全な骨が保たれているためです。
また、急性的な歯の喪失のため、慢性的な病気のように骨の破壊が進行していないことも重要な要因となります。
歯周病菌による慢性感染が長期間続いており、歯を支える歯周組織が破壊されているため、骨質・骨量が著しく不良な状態となっています。感染が完全に治癒するまで3〜6ヶ月の治癒期間が必要です。
既に歯がないため「抜歯即時埋入」という概念は適用されず、また長期間歯がないことで骨吸収が進行している可能性が高いです。骨造成などの前処置が必要な場合が多いです。
長期間の入れ歯使用により骨の形態が変化しており、インプラントに適した骨の状態に回復させるため、骨造成を併用した段階的な治療計画が必要になることが多いです。
1dayインプラントができるかどうかは、主に骨の硬さと量で決まります。
CT撮影で骨の硬さを測定し、周囲に十分に硬い骨があれば1dayインプラントが可能です。
また、治療部位によっても異なります。下顎の前歯部分は最も硬く1dayインプラントに最適である一方、上顎の奥歯は最も軟らかく困難な場合が多いです。
インプラント埋入時の「締まり具合」をトルク値(硬い木材にネジを締めるときのように、骨がインプラント体をしっかりと掴む力を数値化したもの)という値で評価しますが、トルク値が20Ncm未満の場合は従来の治療法(治癒を待つ長い期間を要するインプラント治療)となり、それ以上であれば1dayインプラントが可能になります。
それ併せて重視されるのがISQ値(インプラント安定指数)です。この値は1〜99の範囲で示され、数値が高いほど安定していることを意味し、70以上の場合、1dayインプラントが可能になります。
その他に、下記の条件も1dayインプラントには重要です。
術前診査では、CT撮影による骨密度・骨量の評価、神経や血管など重要構造物の位置確認、専用ソフトウェアによる3D治療計画、口腔内検査を行い、総合的に適応を判定します。
手術当日は、局所麻酔の実施、低侵襲での抜歯・感染確認、インプラント埋入、トルク値測定(20Ncm以上で即時負荷が可能)、人工歯の製作・装着(即時負荷の場合)、止血確認・縫合・レントゲン撮影の順で進行していきます。
抜歯即時埋入+仮歯の装着まで行う治療法のことで、1dayインプラントとほぼ同義です。軽い力でなら手術当日から歯に負荷をかけても良い(噛んでも良い)状態まで仕上げる治療です。
また、術後の管理においては下記が大切になります。
咬合力については、いきなりマックスの力で噛むとインプラントが外れてしまう可能性があるため、段階的な変化が大切になります。術後6週間はその部位での食事は避けていただき、術後7週目〜3ヶ月で100%へと徐々に移行させていきます。
適切な症例選択と十分な技術を持つ歯科医師が行えば、1dayインプラントは安全な治療法です。ただし、すべての患者さんに適用できるわけではなく、厳格な適応判定が重要です。
当院では、CT診断による詳細な術前評価と、客観的なトルク値、ISQ値測定により、安全性を最優先に治療を行っています。
1dayインプラントでは、抜歯とインプラント埋入を同時に行うため、別々に行う場合と比較して手術侵襲を最小限に抑えることができます。適切な麻酔と術後の疼痛管理により、痛みは十分にコントロール可能です。
多くの患者さんは「思ったより痛くなかった」と感想を述べられます。
1dayインプラントの適応は、骨質、骨量、全身状態、口腔衛生状態などを総合的に判断して決定されます。まずは詳細な検査を受けていただき、個別に適応を判定いたします。適応外の場合でも、最適な治療法をご提案いたします。
具体的な検査内容として、CT撮影による骨の評価、血液検査による全身状態の確認、口腔内検査、咬合分析を行います。
明確な年齢制限はありませんが、骨の成長が完了した18歳以降が対象となります。高齢者でも、全身状態と口腔内の状況が良好であれば実施可能です。むしろ、年齢よりも個々の健康状態の方が重要な判定要因となります。
喫煙は骨結合に悪影響を与えるため、1dayインプラントの適応外となります。禁煙後最低3ヶ月経過してから適応を再評価いたします。
1dayインプラントは、精密な術前診査、特殊な機器、集中的な治療により、従来のインプラント治療+抜歯即時埋入加算を頂戴いたします。
ただし、以下の経済的メリットもあります。治療期間短縮による時間的コスト削減、抜歯後、骨吸収を補う目的で行うGBR費用の削減、通院回数減少による交通費削減、早期の社会復帰による収入確保が可能です。
インプラント治療は基本的に自費診療となります。ただし、以下の制度を利用できます。
医療費控除
年間の医療費が10万円を超えた場合、確定申告により所得税の一部が還付されます。
デンタルローン
審査により月々約5,000円からの分割払いが可能で、金利も医療専用ローンのため低金利で利用することができます。
民間の医療保険
加入されている民間の医療保険によってはインプラント治療費の一部が給付される場合があります。
適応症例では、抜歯からインプラント埋入、人工歯装着まで1日で完了します。
治療の流れとして、術前検査は別日に実施(1〜2回)、手術当日は2〜3時間程度、術後検診は定期的に実施となります。ただし、術前の詳細な検査・診断、治療計画の立案、術後のメンテナンスは別途必要です。
ただし、口腔内の状態や治療部位によっては、仮歯の装着までは行わず、インプラント体の埋入までで終了し、後日人工歯を装着するケースもございます。
手術当日は食事制限があります。推奨食品として、おかゆ、うどん、スープ、プリン、ヨーグルト、ゼリーなどです。避ける食品は、硬いもの(せんべい、ナッツ)、熱いもの、冷たいもの、アルコール、粘着性のあるもの(ガム、キャラメル)となります。
術後6週間は基本的に安静にしていただきます。7週目以降、段階的に咬合力を増加していきます。2〜3ヶ月で100%の咬合力(制限なし)となります。個人差がありますので、定期検診時に確認いたします。
1dayインプラントは、歯根破折や外傷などの症例に最適な革新的な治療法で、治療期間の大幅な短縮や、最終的な天然歯に近い仕上がりに寄与します。ただし、適応症例は全インプラント治療の約30〜40%程度に限定されますので、全員に適応可能な治療ではないことは知っておいてください。
成功の鍵は適切な症例選択であり、感染の有無、骨の条件、全身状態などを総合的に評価することが重要です。
治療を検討される際は、まず詳細な検査を受けていただき、ご自身の症例が1dayインプラントに適しているかを正確に判定することから始まります。
もし適応外の場合でも、当院の専門医が最適な治療法をご提案いたしますのでご安心ください。
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